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2008年度未踏IT

遷移可能な動作を学習していくキャラクタモーションジェネレータの開発

プロジェクト概要

3DCGキャラクタに対する自然なモーションデータをアニメータの力を借りずに自動生成するソフトウェアを開発いたします。

自然なモーションを自動生成するには、

採択理由

これまでの未踏ユースでもキャラクタモーションの話はいくつかあったが、時崎君の提案はそれらの中で最も本格的なものだろう。つまり、非常にかっちりした力学モデルに基づく物理計算を使った本格的なモーション生成である。3次元お絵書きとは違う世界である。3次元ゲームは所詮仮想世界なので、お絵書きだと割り切ってしまう考え方もあろうが、人間の感性は簡単にごまかせるものではない。ここで提案されているような縁の下の作業を積み上げていかないと、本当の意味での「迫力」は出ない。

本格的であるだけに乗り越えるべき技術課題の難しさも大きいと思われる。たとえば、筋力の妥当な最大値や関節可動範囲といった身体的制約をきちんと考慮するとか、同じ関節角度でも走っているときと、歩いているときとかでは「勢い」が異なるので、物理シミュレーションに必要なパラメータが増え、解の探索空間が膨大になるという技術課題である。これらに対して提案の段階である程度のメドは立っていると見たが、実際にどこまでいくかは予断を許さないような気がする。

そういう意味で挑戦度の高いプロジェクトである。時崎君の頑張りに期待したい。関連実績が積み上がっているので、底力は十分にあると思う。

PM

竹内 郁雄

東京大学大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻 教授

クリエータ

時崎 崇

電気通信大学大学院電気通信学研究科 知能機械工学専攻

採択金額

3,000,000

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