一覧に戻る
2009年度未踏IT
複数ベンダーのクラウドを用いた秘密分散ストレージ「MyCloud」の開発
プロジェクト概要
最近、「クラウドコンピューティング」という言葉がその勢いを増している。
クラウドコンピューティングとは、ベンダーのデータセンターからインターネット(クラウド)を通して、アプリケーションおよびハードウェア、システムをサービスとして提供する形態のことである。
クラウドコンピューティングによってユーザーが蒙る主要な恩恵は以下の3つである。
採択理由
ネットワークのあちら側にあるストレージサービス(クラウドの一形態)を利用する際、ファイルの暗号化、および複数サービスへの分散を行うという提案。暗号化によってプライバシーを確保し、適切な符号化&分散によって信頼性を確保し、vendor lock-inを回避する。
サービス提供者に預けていいのか?自分の身は自分で守らねば、という自身の問題意識から発した提案。こうした高い問題意識、また、自身の向上、腕や成果を世に問うことへの情熱がものすごい。
提案内容自体は、言ってしまえば既存技術の組み合わせなので、このくらい腕に覚えがある提案者ならさっさと作ってしまうのではないか。一度完成させた後にも様々な研究・開発が広がっているテーマなので、提案内容の先に(も)期待する。また、人に使ってもらおうという時点で苦労することが予想されるが、そこで学べることも多いだろう。
PM
首藤 一幸
東京工業大学 大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 准教授
クリエータ
堀内 公平
電気通信大学 人間コミュニケーション学科
採択金額
3,000,000円