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2011年度未踏IT

異地点映像ストリームの同一空間表示システムの開発

プロジェクト概要

昨今の光ファイバやADSL (Asymmetric Digital Subscriber Line) といったインターネット通信網の普及により、インターネットが広帯域化し、ユーザがマルチメディアコンテンツを享受できるサービスが増大した。その代表として、YouTubeやニコニコ動画等の動画コンテンツを配信するサービス (以下、インターネット放送) が注目を集めている。

加えて、近年のスマートフォン、及びタブレット端末の登場により、ユーザは、「いつでも・どこでも・誰でも」の環境下で動画コンテンツを視聴できる形態が確立された。今後は、WiMAXやLTEの登場により無線ネットワークの広帯域化が予定され、それに伴って、これらの機器、PC等でTV放送のように大容量の動画コンテンツを快適に視聴できる時代、つまり、インターネット放送が主流となる時代が到来する。

現在では、視聴する側が配信を行う側になるなど、インターネット放送のパーソナル化が加速している。現在撮影している映像をリアルタイムで配信できるライブストリーミング配信サービスを提供するUstream等により、公衆に向けて生放送まで行えるようになった。スマートフォンを保持する配信ユーザであれば、「今だけ・ここだけ・あなただけ」のインターネット放送を実現できる。今後は個人が映像を発信する時代になると予想される。それに伴って、動画コンテンツの量、及びその内容の多様化が見込める。このことを利用し、例えば、スタジアム規模の同一空間上に位置する配信ユーザの動画コンテンツにおける映像ストリームを集約すれば、様々な視点から観られる映像を提供できる。しかし、Ustream等の既存サービスでは、多様化する配信ユーザの動画コンテンツを関連付け、一括して提供するといった仕組みは形成されていない。

本提案では、今後主流となるインターネット放送に着目し、同一空間上に位置する配信ユーザにおける映像プロファイル、及び映像ストリームを集約し、一つの番組として視聴ユーザに提供するシステム開発を行う。

採択理由

個人による生放送が流行し、その次に当然求められるシステムである。

ありそうで無かったということは、大化けする可能性もあるが、誰かに先を越されるということでもある。

とにかくスピードが大事であり、不完全でもよいので、すぐにでもやれるところから世に出してゆく開発が良いのではないだろうか。

PM

原田 康徳

日本電信電話株式会社 NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員

クリエータ

谷川 諒

同志社大学大学院 工学研究科 情報工学専攻

採択金額

1,792,000

成果報告会

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