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2014年度未踏IT

手描き画像から簡単にアニメーション制作を行う為のソフトウェア

プロジェクト概要

リミテッド・アニメーションを制作するには、大量の絵を描く必要がある。したがって、数少ない絵からアニメーションを作ることができれば、制作作業における労力の削減ができると言える。また、時間連続性を考慮しながら大量の絵を描くことは難しいため、手描きアニメーションを制作することは難易度が高いが、簡単なイラストを描くことができる人は比較的多く存在する。アニメーション制作において、必要な絵がほんの数枚であれば、簡単なイラストを描ける人なら誰でもアニメーション制作を行えるようになる。そこで本プロジェクトでは、数枚の画像の間を補間することによって、必要な絵の枚数を減らし、アニメーション制作の敷居を下げ、誰もが手軽にアニメーション制作を行うための手助けとなるシステムを開発する。

本プロジェクトにおいて想定するアニメーション自動生成機能は、主に以下の効果、シーンを対象としている。

本プロジェクトで実現するアニメーション自動生成手法は、3D的な矛盾を含む多彩な表現を許容するために、キャラクターの3Dモデリングをせずに2D平面上の情報のみから絵を変形させる点に特徴がある。

アルゴリズムとしては、まず1つのキャラクターから様々なシーンの「中割り画像」の生成ルールを学習する。中割り画像とは、リミテッド・アニメーションにおいて2枚の画像の間を補間する画像のことであり、アニメーションの動きを生み出す役割を担うものである。その後、生成された中割り画像の入力キャラクターの特徴点座標値の変化に着目することで、各シーンの生成のためのユーザ独自のルールを確立する。このキャラクターのルールを、ユーザが最初に描いたキャラクター以外にも適応できるようにすることで、それ以降に描かれるキャラクターについては1枚の入力のみで、様々なシーンが生成できるようにする。

採択理由

テキストから画像へ、画像から動画へという流れは、デバイスやネットワークの進化により今後もさらに加速すると考えられる。

本提案は、数枚のイラストから、簡単に動画を生成するという提案であるが、手書きから自動的に動画を生成し、コミュニケーションに利用するようなケースにとても大きな可能性があると考える。

クリエーター両名の経歴からも、関連するIT分野での開発能力が高いだけでなく、マンガやアニメへの強い情熱が感じられ、採択すべきと判断した。

プロジェクト期間内に、手書きイラストが動き出すその喜びを多くの人に感じてもらえるようなサービスを是非開発してもらいたい。

PM

藤井 彰人

クリエータ

チーフクリエータ 古澤 知英 (早稲田大学大学院)

コクリエータ 福里 司 (早稲田大学大学院)

採択金額

2,304,000

成果報告会

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