月経中のストレス緩和を目的としたショーツ型経血測定デバイスの開発
プロジェクト概要
現在、約8割の女性が生理用品として紙ナプキンを使用している。紙ナプキンはユーザーが生理用品を使い捨てることを可能にし、衛生状態を改善している。しかし、紙ナプキンから経血が漏れ出てしまう問題はいまだ解決されていない。実際に多くの女性が経血漏れによってショーツや衣服に血痕をつけてしまう経験を持っている。
本プロジェクトでは、上記の問題を解決するために、ショーツ型デバイスによる紙ナプキンのリアルタイムモニタリングとアプリケーションによる事前通知を実装する。これにより、常に経血の状態を気にするストレスから解放することで、月経中の女性のQOL向上に寄与する。
未踏アドバンスト事業期間中では、実証実験を行い、フィードバックを受けながらデバイスの改良を重ねていく。また、この方式のデバイスは、本プロジェクトの目的に限らず、スポーツ・ヘルスケアなど他分野への展開を期待できる。
採択理由
本プロジェクトは、月経中の女性の悩みである経血の漏れを防止するための、デバイスを組み込んだショーツとスマートフォンアプリの開発と実用化を目指すものである。2023年度未踏IT人材発掘・育成事業において開発されたプロトタイプをベースに、未踏アドバンスト事業においては、実用化に向けたデバイスの改善と、顧客開発、ビジネス開発を行う。
女性事業家や、デバイス専門家を外部からも巻き込み、事業化に向けた課題整理とその解決に向けた取り組みを支援・指導したい。
男性が触れにくいテーマだから女性だけに任せる、のではなく、本プロジェクトチームのように男性も参画し、社会全体の課題解決へと取り組む姿勢についても、今後のロールモデルとなって欲しいと考えている。
PM
藤井 彰人
ふじい あきひと
クリエータ
常次 舞
東京工業大学工学院機械系
吉田 紗彩
東京工業大学生命理工学院生命理工学系
高安 優多
東京工業大学情報理工学院情報工学系情報工学コース
能﨑 直紀
東京工業大学工学院機械系エンジニアリングデザインコース
採択金額
15,040,000円