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2024年度未踏IT

量産可能な4Dファブリケーションテキスタイルの開発

プロジェクト概要

本プロジェクトでは、革新的な表現をもたらすテキスタイルの製造手法を開発する。目標とするテキスタイルは標準的なロール状に製造され、それを熱することで布に織り込まれた熱収縮糸が一様でない収縮を引き起こし、立体的な形状へと自動的に変形する。それにより美観に優れて造形性の高いテキスタイルを開発することで、建築内部空間を彩るテキスタイルやプロダクトデザイン、服飾デザインに新たな表現をもたらすことを目指す。

本プロジェクトは、デジタルファブリケーションの領域で4Dファブリケーションという概念で整理される、平たい状態で製造されて後から立体化する手法に対して、量産可能な製造方法を与えたいという動機に基づく。本プロジェクトでは4Dファブリケーションの中でもProgrammable Textileなどと呼ばれる3Dプリンタを用いる手法に着目し、この手法を織りの構造に置換することを発想した。それを可能にするために、以下の実現に挑戦をする。

採択理由

これまでの建築分野の知見を活かしたプロダクトデザインへの期待と実現可能性の高さを評価した。織機の縦糸と横糸に着目する発想は温故知新であり、ゼロからファブリケーションを行っていく気概を感じ採択とした。プロジェクトの実現に向けては、大規模な布の製造など、技術的な課題をクリアしていく必要があるが、デジタルファブリケーションによる構造の展開をライフワークとしている申請者の情熱が困難を乗り越えていくと信じたい。

PM

落合 陽一

メディアアーティスト/筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター センター長

クリエータ

上條 陽斗

東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻

採択金額

2,880,000

成果報告会

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